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2013.09.01 Sunday... - / -
...ジェーン・オースティンのファッション


Mather Brown - A Girl at a Harpsichord (ca. 1782)

ハープシーコードの前の少女 1782
メイザー・ブラウン


ジェーン・オースティンといえば18世紀の英国の女流作家です。リージェンシーとは「英国ジョージアン朝(ハノーヴァー朝)の摂政時代)」を示しますが、メイザー・ブラウンはその当時のファッションに身をつつんだ少女をハープシーコードといっしょに描いています。

ジェーン・オースティン(Jane Austen、1775年 - 1817年)は、41歳でなくなっていますが、今年は「高慢と偏見」が出版200年だそうです。

「ハープシーコードの前の少女」は、ジェーン・オースティンもこの年頃だったと思えるような10歳前後の少女ですが、もはやリージェンシーファッションで身を包んでいます。

ジェーン・オースティンのヒロインやその姉妹に多い16歳前後の女性は、1790年代の女性たちですが、実際に「高慢と偏見」は、「最初の印象」として書かれたのは1796年なので、ジェーン・オースティンが20歳頃です。

©Nadene of http://practicalpages.wordpress.com Jane Austen 1800s

©Nadene of ジェーン・オースティン1800年代


マリー・アントワネットのモスリンのドレスを思い出しそうです。

ジェーン・オースティンの小説は「高慢と偏見」は読んでいますが、他には続いていません。なんとなくゴシップ小説(悪口)と恋愛小説(結婚)のバタバタしたヒロインしか思い描けなく、当時は学生だったからでしょうけど、どちらかというとブロンテ姉妹のほうの文学に関心があったせいかもしれません。

私の年代で「高慢と偏見」しか読んでいないというのもそろそろ恥ずかしい年頃なので、頑張って読み直し、次のジェーン・オースティンを読んでみようかと思います。

記事 分別と多感 ダッシュウッド姉妹とサドのJJ姉妹
記事 ハノーヴァー朝 英国の美少女姉妹たちとオースティンの姉妹たち
記事 ノーサンガー僧院 ヴェラ・ナザリアンのコラボ本とアンナ&エレナ・バルブッソの挿絵本
記事 Dear, dear Norland マリアンの嘆き 「分別と多感」第5章 皮肉な人生

ジェーン・オースティンのファッションは、当時のファッション誌「ギャラリー・オブ・ファッション」からみることができます。ニコラス・ハイデロフはフランス革命でロンドンへ行きます。そうして1794年から1803年まで、このモード誌を発行していました。

ファッションプレート(図版)はニコラス・ハイデロフによるものです。

Heideloffs `Gallery of Fashion, July 1796

モード誌「ギャラリー・オブ・ファション」 1796年


ジェーン・オースティンは中流階級であったと思いますが、「ギャラリー・オブ・ファッション」にもみられる女性の一般的なあるいは中流以上のライフスタイルには、ハープシーコードは必需品だったようです。ジェーン・オースティンの小説、メイザー・ブラウンの絵画作品と同じ場面。

“Breakfast in the Dressing Room” Gallery of Fashion, November 1794

ドレッシングルームでの朝食 1794年


Gallery of Fashion, November 1795

モード誌「ギャラリー・オブ・ファション」 1795年


Gallery of Fashion, October 1795.

モード誌「ギャラリー・オブ・ファション」 1795年


Gallery of Fashion, September 1796

モード誌「ギャラリー・オブ・ファション」 1796年 秋


Bathing Place, from 'Gallery of Fashion', 1797

海水浴場 1797


Gallery of Fashion, April 1797

モーニングドレス 1797年 春


 

ジェイン オースティン
コメント:表紙はジェーン・オースティンの時代のモード誌のファッションプレート(図版)です。ニコラス・ハイデロフによるもの。

2013.04.27 Saturday... - / trackbacks(1)